僅差の負け

なるほぞー。CRパチンコ機のリーチ演出って、この「僅差感」を与えるための演出なんだな。

惜しい負け 脳は「勝った」と誤解して 「次は次は」と ドツボにはまる
実験の被験者は「完全に負ける」よりも「僅差の負け」の方が不快感を強める一方で、「僅差の負け」の方がギャンブルそのものを続けたいという欲求が高まっていた。ただしこの結果はギャンブルを実施する際に、その人が「状況をコントロールできる場合」に限られていた。
今回の研究結果を受けてClark博士は「ギャンブルをする人は、『僅差の負け』を特殊イベントとして認識する場合が多い。もっともっとギャンブルを続けるよう、うながすためのイベントだと思うわけだ。実際、今回の研究では『僅差の負け』で、人は『本当は負けている』にも関わらず、脳内では『勝っているかのように反応する』ことが分かった。心理的解釈だけでなく、神経生物学的な解釈を関連付けることで、一般社会におけるギャンブルをする人の行動や、それが常習的なものとなる、いわば病みつきになる理由がかいま見れた」とコメントしている。

fMRI の結果は必ずしも信用できんけど、確かに腑に落ちる話ではある。RPGゲームマスターやるときもプレイヤーに「惜しかった」と思わせるのがプレイヤーの動機付け上とても重要。しかも「自分で状況をコントロールできる」と思わせなきゃいけない、という点もまた私の経験から来る実感とよく一致する。