叩き

知り合いの女の子が2ちゃんねるで叩かれ、昨日泣きながら電話をかけてきた。私自身数年前にとあるスレで叩かれた経験があるので、そういうのもあって。とりあえず話を聞き続けて、なんとか鎮静化。
日本のブロガーを「金は無いが不満・不公平感だけは人一倍持ってる暇人」と評したのは切込隊長だったけど、人を叩くことが唯一の娯楽と言う人は結構いるらしい。ネットイナゴもこの類だろか。叩くことは「自分が正義の側にいる」って幻想も与えてくれる。彼等はそういうときでもないと正義の側に立てないから、つう事情もあるのかも。んでもって、自分を匿名という安全な場所に置いたまま他人を叩けるのが、彼らにとっての2ちゃんねるの利点やね。
日本社会だと、「何か新しいことをする」のが既存秩序を乱す悪とされてるのに対して、足の引っ張りあいはポスト交代の手段として黙認されてる。そういう社会構造が原因、と主張する友人もおります(やつはなんでも日本文化に起因する構造問題に絡めたがる癖があるけど)。彼等が自分から何か建設的な行動を起こすことはほとんど無く、するのは、祭りの尻馬に乗ることと、誰かを叩くことだけ。だそうな。確かにそういう側面もあるのかもしれんね。