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たいへん遅くなりました。新婚旅行パリ編、第一日目の9月5日です。
アエロフロート
今回の旅行では往復の飛行機代を節約し、ロシアの航空会社アエロフロートで成田発モスクワ経由のパリ行き。1人往復10万(燃料/空港使用料込み)というお値段なのでまあそれ相応な感じです。機種は一応767なんですが、VODとかはもちろん無く、機内食も首を傾げるような感じ(ただし行きはパリに近づくにつれて美味くなっていった)。
モスクワでの乗り換えではセキュリティで靴を脱がされるなどいろいろ面倒なことも。シェレメチェボ空港はモスクワに三つある空港の中で一番小さいそうで、確かに小さかった。ここで HT-03A が国際ローミングでつながるんじゃないかと思ったんですが、やり方がわからず断念。探検中に見つけた自販機の写真なぞどうぞ。オレンジをその場で絞ってくれるジュース自販機と、きのこの山とおぼしきスナック菓子の自販機。
シャルル・ド・ゴール空港に着いたのは夜の9時ぐらい。フランスは入国カードが無いのでそのままパスポートを出して入国します。エールフランスバスでエトワール広場まで行ったら、凱旋門はこの時間でもにぎやかでした。そのままメトロの1番線に乗ってリヨン駅近くのホテルへ。
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9月4日から14日まで、フランスへ新婚旅行に出かけておりました。
クワイ河マーチ
妻によると、クワイ河マーチのメロディに「猿、ゴリラ、チンパンジー」というふざけた歌詞をつけて歌うのが小学生なら誰でも知ってるとのことなんだが、本当なのか?
Twitter: raurublock
私はこの替え歌を全く知らなかったんですが、妻が「常識だ」と言うので、そんな馬鹿なことはあるまいと Twitter で聞いてみたところ、「私も知ってる」で reply 画面が二画面近く埋まってしまい、しかもやたら Retweet される有様に。私の期待した「知らない」の回答は僅か4件に過ぎなかった…
しかし折角多数の回答が集まったので、年代別・地域別に集計してみました。
鹿児島 | 佐賀 | 福岡 | 大阪 | 岐阜 | 名古屋 | 静岡 | 東京 | 埼玉 | 群馬 | 茨城 | 北海道 | 不明 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1960 | -1 | -1 | -1 | 3 | |||||||||
1970 | 2 | -1 | 1 | 1 | 3 | ||||||||
1980 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 4 | |||||||
不明 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 11 |
表中「知らない」の回答はマイナスで表記しています。
「知らない」の回答はほとんどが1960年代生まれ、かつ、地域不明1人を除いては全員西日本の人でした。1960年代でも知ってた人も3人いましたが地域は不明。これが 1970年代になると「知らない」の回答はほぼ無くなり、西日本でも大阪が「知ってる」地域に変わります(岐阜は何故かスキップされた模様、まあ岐阜だからねー)。そして1980年代になると九州や北海道まで「知ってる」ゾーン化。単に Twitter で聞いてみただけのデータではありますが、これだけを見ての推測としては、以下のシナリオが頭に浮かびます。
- 1960年代末ぐらいに、おそらく名古屋〜関東あたりのどこかで、この替え歌が作られた
- 1970年代に大阪〜関東まで広がった
- 1980年代に全国展開した
どんなんぢゃろ。
ちなみにこの歌、最初の2フレーズまでは確かに歌詞がメロディーに合いますけど、3フレーズ目から怪しくなり、4フレーズ目で完全に破綻します。特に4フレーズ目をどう辻褄合わせるかについて、いろんなバージョンがあるらしい。
- ごりーらさるーさるー
- ごりーらちんーぱんー
- さるーとちんーぱんー
- ちんぱんぱ、ちんぱんぱんじー
どうしようもない。こんな下らない替え歌が流行ったから日本は失われた10年に突入して経済競争力を失ったのだ、と思ったのだけど、調べてみたら他の国でもこの曲の替え歌ってとてもポピュラーらしい。中でも第二次大戦当時の連合軍兵士によって歌われた wikipedia:ヒトラーのキンタマ はどうしようもない。戦場にかける橋 でクワイ河マーチ(ボギー大佐)が使われた理由は、当時のイギリス人ならこの替え歌をみんな知っていて、そっちを連想できたから、なんだそうな。
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