ソーセージの起源

以下の id:enraku 氏の疑問提起、もっともな疑問だと思ったので、調べてみた。

ソーセージビーム (id:enraku_tw)
ふと思ったのですが、
ソーセージは“腸に肉を詰めた料理”だ。
いや、正確に言おう。
“元々うんちが詰まっていた腸に肉を詰めた料理”だ。
これ、食材としてグレーゾーンというか、もう完全にブラックだと思う。
最初に肉を詰めた人はどんな思考回路で詰めたんだろうか。
頭おかしいんじゃないだろうか。
腸にミンチを詰めるって。猟奇的過ぎるよ。

検索してみたらいろいろ引っかかったけど、英語版Wikipediaの解説 が一番面白かったので以下に紹介。

Sausage is a logical outcome of efficient butchery.
ソーセージは効率良い食肉処理の論理的な帰結である。

えええっ、ソーセージが論理的な帰結? なんでまた。とりあえず先を読もう。

Sausage-makers put to use meat and animal parts that are edible and nutritious, but not particularly appealing, such as scraps, organ meats, blood, and fat, and that allow the preservation of meat that can not be consumed immediately.
ソーセージ職人は、家畜の体のうち栄養豊富な、ただし見た目がいまいちな部位、例えば屑肉、臓物、血、脂肪などを、有効活用し、しかも保存できるようにしたのだ。

なるほぞー。ソーセージ自体が、そのままじゃ売れ残ってしまいそうなもの同士(内臓と肉etc.)を組み合わせて売れ行きアップという考え方で作られてたのね。そのためには猟奇的な手を使うのもやむなしと。なかなか頭いいな。