月刊むしの謎

一昨日取り上げた 月刊むしamazon 紹介文には、次のような説明が書かれています。

昆虫関係全般にわたる情掛論文の総合誌

この 情掛論文 とは何ぞや? という疑問のお便りを、横浜市にお住いの「ジュンシーのしもべ」さんから頂きました。さっそく調べてみましょう。
ぐぐってみたところ、10件がヒットしました。何がヒットしたかと言うと… 全部「月刊むし」じゃないか… amazon,kurokiya,楽天です。どうも、「情掛論文」に関係するモノというのは世界中に月刊むししか存在しないようです。
これではダメです。発想を変えて、月刊むしについての情報を他のサイトで調べ、それと比較してみましょう。そう考えて調べ回った結果、富士山コム なるサイトを発見しました。曰く

昆虫関係全般にわたる情報・論文の総合誌

これだ!
つまり、むし社が月刊むしの説明を取り次ぎに渡した際、「情報・論文」が「情掛論文」に化けてしまった、と考えられます。手書きだったんじゃなかろうか。
ちなみにこの富士山コム、なかなか情報が充実していて、月刊むしについて詳しい説明もあります。

深く、正しく昆虫のことを知りたい人のための、硬派な昆虫専門月刊誌
1971年3月から 30年以上発行されつづけている昆虫専門の月刊誌。クワガタムシやカブトムシはもちろん、カミキリムシ・タマムシオサムシなどの甲虫全般、蝶・蛾、トンボ、バッタなど、世界の昆虫の最新情報が掲載されています。図鑑のような解説記事、新種の命名記載や分類・分布・生態などの新知見、国内外の採集紀行など、幅広く、深く掘り下げた内容の情報が満載。年間12冊のうち数冊は、「クワガタ特集」「カミキリ特集」「短報特集」「前年度の昆虫界をふりかえって」などの特集記事が組まれています。昆虫の初心者には難しくてとっつきにくいかもしれませんが、昆虫界の正確で最新の知識を得るためには必要不可欠な雑誌です。

昆虫界! しかも毎年振り返らなければならないほどの動きがあるらしい。わくわくしてしまうね!
ジュンシーのしもべさん、これで疑問は氷解したかな? 見たことの無い虫をジュンシーが捕まえてきてももう大丈夫だね! それではまた来週!
おまけ: むし社のバナー