エステ荘の噴水

最近妙にはまっててよく聞いてる曲です。印象派ドビュッシーラヴェル以前にリストから始まっていたという話のやつ。

ヨハン・シュトラウス2世がヴィジュアル系だった て話をちょっと前に mixi に書いたんですが、シュトラウスパガニーニがヴァイオリンのアイドルだとしたらリストはピアノのアイドルだったんぢゃろね。まあパガニーニはビジュアル系と言うよりはイングヴェイ・マルムスティーンみたいな速弾き系ギタリストの位置づけか。リストも当時の芸能界でトップクラスに来るプレイボーイで、浮名を流した女性は数知れず。椿姫のモデルになったマリー・デュプレシとも一時期恋仲にあり、後にダグー夫人への手紙で「マリーは私が初めて愛した女性だった」と書いたりもしてたそうで。まあ「愛の夢」とかをリストが弾いて女性客が卒倒するという光景もわからんでもない。このエステ荘の噴水も、そういう場で弾いたら女性ファン殺到だったんだろうけど、これは出家してカトリックの僧籍に入ってから作った作品です。Prince が2001年にエホバの証人に入信してから私生活を改めたようなそんな感じぢゃろか。