ナノメートルサイズのラジオ

世界初、カーボンナノチューブ分子1個の完全なラジオ (Wired Vision) この画期的なナノラジオはカーボンナノチューブ分子1個のみで構成されており、アンテナ、調節可能なバンドパスフィルター、増幅器、復調器と、ラジオに不可欠な部品すべての役割を同時にこなす。 (中略) ナノラジオは長さ1ミクロンにも達せず、直径わずか10ナノメートル。人毛の1万分の1に相当する。もちろん、世界最小のラジオだ。

これはすごい。
でも、増幅器ってことは外部からエネルギーを与えなきゃならんはずだけど、電源はどうしたんだ? と思って原論文を当たってみたら、電源はやっぱ外付けだったのね。Mac Mini の「本体は小さいけど外付けの電源ユニットがでかい」という話を思い出した。でもそのうち、非接触ICカードみたいに、電波自体を電源としていろいろ動作する分子チップ、ってのもできそうだな。