あなたの「女磨き」は間違っている、らしい

あなたの「女磨き」は間違っている (NikkeiBP)
「いい女」になって、今まで自分に投資した分を「いい男」をゲットして取り戻す。たくさん元手をかけて、ハイリスク・ハイリターン。女を磨けば磨くほど、いい男がやってくる。…そんなふうに思っているとしたら、それは大きな間違いなのです。
(以下適当に抜粋)

  • ワイン好きの男性と楽しくおしゃべりしたかったら、余計な知識をひけらかすことなかれ。緒戦で相手のレベルを見極め、自分の方が「やや上」と分かったら、ここが腕の見せどころ。ニコニコと相手に話を合わせて、時々「この女性は分かっているな」と思わせるセリフをジャブ程度に放つ。最初から相手を知識で圧倒するよりも、楽しいディナーになるだろう。
  • 自分が共感できるもの、理解できるものに関して圧倒的に優位な女性は、かえって男心をそそる場合がある。ただし最悪なのは、「知ったかぶりな男性」と「半端に知識のある女性」という組み合わせである。
  • 先日某女性誌のライターと話をしていたら、「フィニッシングスクールとかに通って、磨きに磨いた完璧な女性ばかりが、結婚せずに皆で集まってお茶しているんですよ」という。
  • 男性たちは、自分が分かるものしか共感してくれない。「優雅なお茶のいれ方」のような、男性の共感を呼ばないスキルをいくら身につけても、それは「カップリング」には貢献しないのだ。

わははは。まったく正しいな。世の男性の大半は女性に対してかっこつけたがるので、「自分の知識に感心してくれる女性」に対してデレデレになりやすい。少なくとも日本はそうだし、たぶん他の国でも全体的な傾向は同じだと見る。
世の中を見渡してみるに、「女を磨く」てのは、「彼氏をゲットする」と言うより、「女性同士の間で優位に立つ」という意味合いの方が強いのでわ。この二つは分けて考える必要があると思う。女性集団の中での位置づけというのは実際のところ恐ろしく重要で、「彼氏がいなくても生きてはいけるけど、同性からスカンをくらっては生きていけない」と言われるほど。なので重要なのは間違いないけど、「女性同士の中で優位に立てれば彼氏をゲットできる」ということも無く、それぞれ全く別の戦略が必要になるんだろな。
中には、そういう「磨きに磨いた完璧な女性」に憧れる男性も、いないでもないんですよ。優雅なお茶の入れ方にでも「凄い」と感心してくれる男性。ただ問題は、そういう男性って、女性の目にはあまり魅力的に映らないことが多い。「頼りない」と見られるかんね。世の中うまくいかんのう。