SNS利用についての調査結果

SNSブームは終息の兆しか--2006年夏から平均滞在時間は減少へ
SNSサイトの月間のユニークな推定訪問者数は2006年1月時点の241万人から倍増し、2006年12月時点では469万人に上った。ただし視聴動向をみると、SNS訪問者の1人あたりの月間平均視聴ページ数は2006年7月（522.6ページ）をピークに減少、2006年12月は約391ページだった。更に、月間平均滞在時間も2006年6月（3時間13分17秒）をピークに減り続け、2006年12月には約2時間34分となっている。

おいおい、分析が足りないぞ。全ユーザを平均しての視聴ページ数・滞在時間を計っても、それだけではあんまり意味が無い。見方によって

• 全てのユーザで一様にSNS利用が減ってる、つまりブームが去ろうとしてる
• 古参ユーザは相変わらずSNSをヘビーに使い倒してるけど、新しく増えた248万人はライトユーザで、つまり裾野が広がったことで平均が薄まった
• むしろ古参ユーザの方が利用が減っている、つまり、SNS利用にはいわゆる「mixi疲れ」みたいな燃えつき期間があって、ヘビーユーザは順繰りに入れ替わってる

とかいろんな可能性が考えられるよね。実態がどれなのかを切り分けるためには、単に全体の平均を見るだけでなく、細かい内訳まで取って分析せにゃならんぢゃろ。分析のプロならそこまでしっかり調べんかーい。