And So It Goes (Billy Joel) 続き

いややっぱ「よくわからんが」で終らせてはいかんと思って調べてみました。まあ調べてみるとやっぱいろいろ出てくるもんだな。
タイトルの And So It Goes というのは、実はカート・ヴォネガットスローターハウス5という小説から取られていたんだそうです。この小説では独特の文体テクニックが数多く使われているのですが、その一つに、話題の転換の際に and so it goes... というフレーズが使われていたんだそうな。この小説の中での話題転換で一番多かったのは実は誰かが死んだという記述なので、誰かが死ぬたびに and so it goes というフレーズが出てきたと。
んで、Billy Joel の曲の方ですが、1983年に当時つきあっていたスーパーモデル Elle Macpherson と別れることになって書いた曲、なのだそうです。そういうお相手もいたのか。つか、スーパーモデル好きやね。まあそれはいいとして、やっぱこの失恋と、スローターハウスに出てくる死のイメージとをかけて、And So It Goes というタイトルにしたんだと思われます。
In every heart there is a room, a sanctuary safe and strong, to heal the wounds from lovers past, until a new one comes along...
Storm Front