南禅寺

豆腐のあとは南禅寺に。タクシーの運転手の人が琵琶湖疎水遺構を是非見ろと言うので見てみたら、アーチ建築の水道橋だったのね。かっこいい。紅葉の季節は眺めが良いだろうなあ。

南禅院ではこのようなすごいものを発見。南禅院の全てって…

方丈庭園がなかなか良かった。ししおどしの見える部屋(何故かテーブルと椅子)とか石庭とか。

不識庵の説明では、こんな話が書いてありました。達磨大師が梁の武帝と対面したとき、武帝達磨大師に「朕の前にいるのは誰か(お前は誰だ)」と聞くのだけど、それに対して朕にが「不識(知らない)」と答える。自分が誰かということを言葉で説明しようとすると本質から離れていってしまう。言葉で言うことではなく窮めることこそが重要、というまさに禅問答のような教えが、名付けの由来になっているんだそうな。なるほぞ。しかし思ったんだが、それだと、さっきの南禅院の全てを説明してくれる箱ってどうなんだ? 100円入れて「不識!」とだけ答えるんだったらなかなかのセンスと思うが。