超微細芸術

Reddit で見つけて Tumblr でもそこそこ人気のネタ。ロシア在住の Nikolai Aldunin さんの一連の超微細芸術作品です。元ネタは Time に掲載された記事。
Camel
針の穴の中にあしらわれたラクダの隊商。Tumblr で指摘されて気づいたんですが、新約聖書のマタイ伝にある言葉「金持ちが神の国に入るよりは駱駝が針の穴を通る方がたやすい」から来てますな。

六ヶ月かけて製作した、マッチ棒の横幅よりも小さい AK-47


リンゴの種の断面の上に乗る T-34 戦車。

ロシアの民話に Levsha という鍛冶屋の話があって、蚤用の蹄鉄を作ることができるほど器用な鍛冶屋だった、って話らしいんですが、Aldunin さんはさらにその上を行き、蹄鉄に加えて鞍と鐙まで蚤用に作ってしまった。

米に描いたトルストイの似顔絵。米に字を書く芸は日本にもあるけど、ロシア人にも同じような器用さがあるとは思いもせんかった。だってロシア人の作るものって「大雑把だけど頑丈」てイメージぢゃん。

AK-47 や T-34 みたいな武器ばかり作ってたら嫌になって、息抜きに作ったのがこの自転車らしい。