ホワイトバンドの失敗から学ぶには

これは確かにその通りだと思うし、建設的な方向に持っていける指摘だと思う。

The Whiteband Project: Revisited (analog)
PRの専門家でありながらリスクマネジメントが甘かった。PRにおいて発信した情報や活動への批判を避けるのは大前提だ。そのうえに良好なイメージを形成し、有益な情報を提供するという機能がある。こういう「事故」があってはならないのだ。

そこでその先の考え方なんですけど、ぶっちゃけ、どうやってればホワイトバンドの失敗って回避できたんですかね。後知恵ってことになりますけど、何がまずくてどう直せばよかったんかな。
例えば、たぶんホワイトバンドと似たようなことをやってそんなに失敗してないというプロジェクトも今までにあったと思うんですが、そういうケースとホワイトバンドではどんな差があったんですかね。
この分野についての素人の私としては悪い予感がするんですけど、実は過去のケースもホワイトバンドと大差無い甘い見通しでやってきていたが規模が小さかったから偶然うまくいっていただけの話で、ホワイトバンドでは規模を大きくしたために根本的な問題が顕在化した、とかそういう話だったりしたら嫌だな、と。いや、工学分野における失敗学の嚆矢とされる 橋はなぜ落ちたのか とゆう本に失敗のパターンとしてそういう例が挙げられてるんです。
我々はホワイトバンドの失敗から何を学べるんでしょうか。そういう分析をしてる人は既にいてしかるべきと思うんですが。どっかにまとめサイトとか無いんかな。

橋はなぜ落ちたのか―設計の失敗学 (朝日選書 (686))

橋はなぜ落ちたのか―設計の失敗学 (朝日選書 (686))