バスティーユ

一日目の朝は、ホテルの近くでカフェがありそうなところというわけで、バスティーユ広場に出かけました。フランス革命で有名なバスティーユ監獄があったところで、今は記念柱が立っててそこを中心に八方に道路が出てるんですが、柱を取り巻く感じでカフェがたくさん並んでる。その中の一つに入りました。
後で パリノルール を読んだら、「日曜朝に哲学談義が交わされるカフェ」て書いてあった。ここでクロックムッシュを食べたら、けっこーお腹いっぱい。


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Le bœuf sur le toit

一日目の夕食は、日本語に訳すと「屋根の上の牛」になる Le bœuf sur le toit にて。このブラッセリーは、妻によると、ジャン・コクトーの手による同名のバレエから名前を取ってて、コクトー本人も好んで通っていたところなのだそうな。料理も美味しゅうございました。
食べてる途中でピアノ弾きの人がやってきて、何かリクエストは無いかと言うので、エヴァンズの Waltz for Debby をリクエストしたのだけれど、結局弾いてくれる前に食べ終わってしまって帰宅してしまったのでありました。


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凱旋門

エッフェル塔から徒歩で凱旋門へ。着いてみたらなんか退役軍人ぽい人たちがよくわからないセレモニーやってました。後から調べてみたらどうも1914年のマルヌ会戦の記念日だったっぽい(ドイツのシュリーフェンプランを挫折させてフランスを守った記念日という扱いらしい)。この凱旋門もナポレオンが作らせたものなので、当然ナポレオンの戦績とか彼の下で戦った将軍の名前とかがずらーっと彫られてます。


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エッフェル塔

オランジェリーからアンヴァリッド経由でエッフェル塔まで移動したんだけど、エッフェル塔に上るとこがもんのすごい長蛇の列。まあ土曜日だったかんねえ。つうわけでエッフェル塔観光は諦めました。


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テュイルリー庭園

ルーブルをくぐってテュイルリー庭園へ。写真の凱旋門のミニ版みたいなやつは、もともとナポレオンが皇帝即位した後いくつも作らせた凱旋門の最初のものだそうな。カルーゼル広場にあることからカルーゼル凱旋門と呼ばれる。一説によるとこの凱旋門できあがってみると大きさにナポレオンが不満で、もう一個作れということで作られたのがエトワール広場の凱旋門だと言うのだけれど、実際にはエトワール凱旋門の着工はカルーゼル凱旋門の完成よりずっと前なので、俗説に過ぎないと思われる。



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全然関係ないけど、ルーブル博物館の北側にはナポレオン一世の将軍達の名前がずらーって彫ってあるんだよね。パレ・ロワイヤルの入り口から見えます。